絵金祭りとは高知県赤岡町で毎年7月の第3土、日曜日に開催されるお祭りです。
この赤岡町は四国一小さな町(全国では第二位の面積)です。
絵金とは幕末から明治にかけて土佐で活躍した絵師「広瀬金蔵」のことで絵師、金蔵を略して「絵金」と読んでいます。
絵金はその才能を認められ江戸の狩野洞白(かのうとうはく)に師事し、藩のお抱え絵師となったが、贋作の罪に問われ城下を追放、その後叔母の住む赤岡に住まいを移し、町絵師として商家の求めに応じて「芝居絵」を描き数多くの作品を世に発表した・・・・との事です。
赤岡町には多くの絵金屏風が残っており年に一度、絵金祭りの時に町角に公開されます。
日が落ちて来ると民家の軒先に飾られ、蝋燭の灯りで見る屏風絵は怪しい雰囲気が漂い、おどろおどろしい世界がくりひろげられます。
祭りは18時から開催、開催されると同時に振る舞い酒がふるまわれ紙コップや枡に注がれた日本酒を楽しそうに味わっています。
小さな通りには夜店も出て、見物客はそぞろ歩きで金魚すくいやかき氷に目を輝かせています。
昔懐かしい紙芝居もあり人だかりができ佳境に入ると演じ手の変わりに客が合いの手をいれたりで、和やかな雰囲気が溢れていました。
また弁天座では入場料無料で子供歌舞伎があり「白波五人男」ならぬ「エコ五人男」を演じていました。地球環境に関する内容で会場は満席、子供たちが歌舞伎の衣装で登場すると拍手喝采で盛り上がっていました。
17時からは軒先に屏風絵が飾られいよいよ絵金祭り本番です。
辺りが薄暗くなって蝋燭に照らし出されるおどろおどろしい絵は怪しい雰囲気に包まれます。
普段は人通りの少ない商店街も、屏風絵をじっくり見たい人や写真に収めたい人で混雑しています。
放送で絵屏風の質の劣化の原因にもなるので、フラッシュ撮影はご遠慮ください、と言っているもののなかなか聞き入れてもらえない状態でした。
祭りの時間は18時から21時までですが、短時間に内容の濃いお祭りだったと堪能しました。
写真左・・・屏風絵の説明をしてくれています。
〃 中・・・まだ蝋燭は灯されていません。
〃 右・・・蝋燭が灯され雰囲気がでています。
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